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第29回 卒業式を挙行しました

2025年3月4日(火) 3年間のカリキュラムを終了した3年生の卒業式が行われました。
学校長より卒業証書が一人ずつ手渡され、来賓、保護者等が見守る中、卒業式はつつがなく終了しました。
今年度は卒業生が校歌をピアノで演奏し、一同、万感の思いを込めて歌いました。

おだわら看護専門学校 卒業生のことば

 厳しい寒さも和らぎ、優しい春の訪れを感じられる季節となりました。この良き日に、旅立ちの日を迎えることができ、大変うれしく思います。
私達のためにこのような素晴らしい式典を開催していただき、卒業生一同心より御礼申し上げます。
 3年前の春、私達は看護師になるという希望に胸を膨らませると同時に、不安を抱えながら入学式を迎えました。入学後は学ぶことの多さに心が折れそうになることもありました。そんな時、同じ目標を持つ仲間が居たことで努力し続けることができました。決意の日には真新しいユニフォームに袖を通し、目指す看護師像を考えたことで、看護の道に進んだことを改めて実感し、仲間と共に頑張っていこうと決意したことが思い出されます。
  3年生になり始まった、半年にわたる実習は忘れられない経験です。患者様の個別性に合った看護を実践しようとしても、思うような看護ができないこともありました。そんな中でも患者様は私たちを受け入れてくださっただけでなく、ありがとうという言葉をかけてくださいました。これからも患者様を支える看護を実践できるように努力していきたいと思います。また、不安や悩みをいつでも聞いて下さり導いてくださった先生方の存在やお言葉があったからこそ自信を持って看護を実践し、成長することができました。そして、ともに悩み、支え合い、高め合った仲間たちがいたことで、一人ではない、頑張ろうと辛いことがあっても乗り越えることができました。本当にありがとう。この仲間たちと出会えたこと、心から幸せに思います。そして、一番の味方でいてくれた家族は、私達のことを信じ、「大丈夫だよ。頑張れ。」と背中を押してくれました。また、疲労や不安からきつく当たってしまうことがあったにも関わらず毎朝早起きをしてお弁当を用意し、送り出してくれたこと、感謝しています。家族の支えがあったからこそ勉学に専念することができました。
  実習が終わり国家試験が近づくにつれ不安な気持ちが大きくなっていきました。そんな時も切磋琢磨できる仲間や家族の支え、先生方のお力添えにより、全員が国家試験を受験することができました。本当にありがとうございました。
  私たちは、これからそれぞれの場所で看護師としての第一歩を踏み出します。壁にぶつかることもあると思います。それでも、この3年間で得てきた知識や経験、共に努力した仲間が居ることを思い出し乗り越えて行きたいと思います。そして、在校生の皆さん、これから先看護師を目指す道のりの中で様々な試練にぶつかることがあると思います。しかし、皆さんの周りには素晴らしい仲間や先生方、家族がいます。学生だからこそできる看護があります。1人で抱え込まず、共に支えあいながら充実した学校生活を送ってください。応援しています。
 最後になりましたが、これまで支えてくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。今後も成長し続け、地域に貢献できる看護師になることを誓うと共におだわら看護専門学校のより一層の発展をお祈りして答辞とさせていただきます。
 
   令和7年3月4日
            おだわら看護専門学校 卒業生代表
 

 
 

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