卒業生の皆様へ
To Graduates

卒業生の活躍

看護師長として患者さんやご家族が安心して治療に臨めるように、精いっぱいのサポートをさせていただいています。

私はおだ看卒業後、手術室の経験を経て、急性期病棟にて勤務しています。卒業後12年が経ち、現在は病棟師長としての重責を担っております。まだまだ勉強不足な面もあり、スタッフに助けられながら、日々頑張っています。
看護師になりたての頃は、自分が師長になるとは、想像してもいませんでした。現在は、病棟やスタッフ全体に気を配りながら、患者さんやご家族が安心して治療に臨めるように、精いっぱいのサポートをさせていただいています。
現在、近年の新型コロナウイルス感染症により、ご家族への面会が制限されています。直接の面会ができないので、ご家族がお荷物を届けに来られた際等には、看護師が出向き、患者さんの様子をお伝えし、出来るだけ安心していただけるように心がけています。
またオンライン面会も行い、患者さんとご家族の不安を軽くできるようにと考えています。今後の先行きも不透明な時代ですが、看護師長として出来る限り頑張っていきたいと思います。

小林病院 看護師長 加藤 剛

「救命と延命は違う」。救急看護認定看護師として働きながら、その使命を実感しています。

私は学校卒業後、終末期病棟の勤務を経て、「救命救急センター」に配属になりました。配属された当初は、ご高齢の患者さんが救命処置を受けるのを目の当たりにし、「本当に本人は蘇生を希望しているんだろうか?」というジレンマを感じました。
そのような中私は、上司の勧めもあり、救急看護認定看護師になりました。その学びの中で、突然危機的状況に陥る患者さんの救命をすることの大切さを知り、同時にそのご家族が状況を受け止める時間が大切であると学びました。そして現場で感じていたジレンマの答えともいえる、「救命と延命は違う」ということを再認識できました。
日々重症患者さんと向き合う現場は大変ですが、患者さんやご家族にとってその突然の状況はとてもとても受け入れがたいものです。私たち看護師は、その場に立ち会い支える重要な役割を担っていると思います。
いま私は救急看護認定看護師として働きながら、その使命を実感しています。

小田原市立病院 救命救急センター
救急看護認定看護師 鈴木 好

助産師としての楽しさとやりがいを感じながら、今後も知識やスキルを磨いていき、頑張っていこうと思っています。

私は看護学校卒業後に、助産師学校に進みました。進学は思っていたよりも大変でしたが、先生方のサポートがあり、無事に合格でき、卒業後は産科病棟に配属になりました。
働くようになり目まぐるしく忙しい業務の中でも、元気な赤ちゃんを抱きながら笑顔で退院していくお母さんを見ると、嬉しさと共に助産師としてのやりがいを感じています。
又私は2児の母でもあり、仕事と家庭の両立に悩むこともあります。辛いときには、職場の先輩方や母校の恩師に相談に乗っていただきながら、日々仕事と育児に奮闘しています。それでも現場では学ぶことが多く、楽しさとやりがいを感じながら過ごしてます。
近年では高齢出産や、生殖補助医療の発達によって、様々な疾患を合併している妊婦さんが増えました。私たち助産師には、より高い知識と技術が求められています。私も助産師として働きつつ、今後も知識やスキルを磨いていき、頑張っていこうと思っています。

小田原市立病院
アドバンス助産師 四方 桃

 

救急医療を学び、災害看護の実践者を目指して

私は学校卒業後、HCUの経験を経て、災害救護への関心から救急医療を学びたいと考え、現在、救急外来で働きつつ秦野赤十字病院の救護担当者として活動しています。
当院は秦野市の派遣型救急ワークステーション事業に参画しており、患者の主訴や緊急度・重症度の高さに応じ、医師・救急救命士と共に看護師が救急車に同乗し、早期医療介入のため現場に向かいます。私も看護師として迅速な診療の補助と共に心理的危機的状況にある家族に寄り添う看護をしています。患者及び家族から得られた情報を医師・救命救急士と共有することで早期の治療や搬送先の選定に繋がることは、看護師にしかできない役割であると感じています。
災害救護では、救護担当者として被災地へ派遣される救護班要員の実践的な訓練への参加や災害救護の教育指導に携り、災害発生時には、被災者の方々のために少しでも学び得た救急医療や災害看護を実践できるようにしていきたいと考えています。
 

秦野赤十字病院
外来 看護師 中村 隼

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