私は学校卒業後、終末期病棟の勤務を経て、「救命救急センター」に配属になりました。配属された当初は、ご高齢の患者さんが救命処置を受けるのを目の当たりにし、「本当に本人は蘇生を希望しているんだろうか?」というジレンマを感じました。

そのような中私は、上司の勧めもあり、救急看護認定看護師になりました。その学びの中で、突然危機的状況に陥る患者さんの救命をすることの大切さを知り、同時にそのご家族が状況を受け止める時間が大切であると学びました。そして現場で感じていたジレンマの答えともいえる、「救命と延命は違う」ということを再認識できました。

日々重症患者さんと向き合う現場は大変ですが、患者さんやご家族にとってその突然の状況はとてもとても受け入れがたいものです。私たち看護師は、その場に立ち会い支える重要な役割を担っていると思います。

いま私は救急看護認定看護師として働きながら、その使命を実感しています。

 

小田原市立病院 救命救急センター

救急看護認定看護師 鈴木 好