専門実践教育訓練給付金制度
≪社会人入試をお考えの皆様へ≫
専門実践教育訓練給付金制度について
専門実践教育訓練給付金制度とは
この専門実践教育訓練給付金制度は、社会人として通算して3年以上(初めて支給を受けようとする方は2年以上)の雇用保険被保険者期間のある方が対象となります。
本校に入学した場合の予測給付額(あくまで目安であり実際と異なる場合があります)
入学手続き時 | 1年次後期 | 2年次前期 | 2年次後期 | 3年次前期 | 3年次後期 | |
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入学金 | 250,000円 | |||||
授業料 | 250,000円 | 250,000円 | 250,000円 | 250,000円 | 250,000円 | 250,000円 |
教材実習費 | 15,000円 | 15,000円 | 115,000円 | 115,000円 | 115,000円 | 115,000円 |
小計 | 515,000円 | 265,000円 | 365,000円 | 365,000円 | 365,000円 | 365,000円 |
合計 | 780,000円 | 730,000円 | 730,000円 | |||
給付額 (在学期間) |
390,000円(50%) | 365,000円(50%) | 365,000円(50%) |
448,000円(1年次〜3年次合計の20%)(卒業後)
申請方法・問い合わせ
詳しくは、必ず最寄りのハロ-ワ-クにお問合せください。
なお、ハロ-ワ-クでの手続きは、本校入学式(受講開始日)の1ヵ月前までに行う必要がありますので、早めに手続きを行ってください。
社会人経験者学生インタビュー
3年生 T・Aさん
社会人経験を経て看護師を志したため、入学時から就職先は、自宅から近く、効率よく早急にスキルを身に着けられる病院がいいと考えていました。この学校では、実習で小田原市近隣の様々な病院に行くことができるため、それぞれの病院の職場の雰囲気や多職種との関係性を見ることができます。
また、学内でも就職説明会の場を設けているため、焦ることなく希望の就職先を決めることができました。久しぶりの就職活動で、色々忘れてしまっていたこともありましたが、一年次からリクルート会社スタッフによる講義を実施していた為、実際の就職活動時に困ることはありませんでした。学校の先生方が、積極的に面接の練習や志望理由の添削を行ってくれ、また、病院ごとにそれぞれの情報がファイリングされており、今までの面接ではどういう質問をされたのかなどの情報を細かく知ることができます。そのため、しっかりと事前準備をし、安心して就職活動に臨むことができました。
私は子供が二人いるため、勉強を行える時間が限られていました。そのため、一番心がけていたことは、授業をしっかりと聞き、その授業内で教えられた範囲は理解するということです。一年の時からそのことを念頭に、できる限り学校の授業内で完結できるよう努めていました。どうしても理解できない場合は、授業の空き時間を活用したり、子供たちを寝かせた後の夜間に学習をしていました。
さらに私は助産師を目指し進学を希望していたため、国家試験の勉強と併せて進学の受験勉強を並行して行わなければなりませんでした。そのため、土日を利用して子どもを主人や母に預け、図書館などの施設で学習するようにしていました。また、夏休みには先生が助産師学校受験のための小論文対策や面接の練習を行ってくれ、受験する学校の情報や勉強方法を指導してくれたので、勉強の方向性をきちんと持ち、国家試験勉強と並行しながら、計画的に学習に励むことができました。
3年生 S・Hさん
私は大学卒業後にアパレル会社に就職しました。仕事は充実していましたが、祖父母の病院への送迎時に看護師の方と接する機会が増えるに従い、高校生の時に抱いた看護師への夢が再び私の中で膨らんでいきました。私に看護の知識があれば、祖父母も安心して生活でき、また、アパレルで培ったコミュニケーション力が活かせるとの思いで看護師を目指すことを決めました。
その中で、おだ看を選んだ理由は二つあります。一つは、おだ看が専門実践教育訓練給付金制度の対象校であったことです。仕事を辞めることで金銭的な不安がありましたが、この制度によってすごく助かっています。二つ目は、おだ看が自宅から近いからです。看護学生は忙しいと聞いていたので、家から近ければ通学時間を短い分、勉強時間を確保できると考えました。実際に、家から近いことで時間に余裕があるメリットを感じますし、実習先も学校から近い病院が多いので、通いやすく助かっています。
実習中は基本的には実習先の病院と家の往復です。実習先の病院は1時間以内の通勤圏のみでしたので、家から一番近いおだ看を選んで正解だったと思います。早く帰れることで実習記録の時間と睡眠時間を確保できます。実習中はたくさんの実習記録を書きますが、早く帰れることによってギリギリ徹夜にならずに翌日の実習に向かうことができました。
3年生になると3週間にわたる実習も始まり、同時に国試に向けた勉強も大切になります。3週間にわたる実習は体力的にも精神的にも大変ですが、実習先も近いので、実習後の時間を有効に使うことで、実習中の土日にはプライベートな時間も確保でき気分転換も上手く出来ています。このように実習中は実習のことに集中してしまうので、同居している家族の協力に感謝しながら実習を行っています。
2年生 I・Tさん
私は大学を卒業後、幼児や学童を対象とした体育講師の仕事を行っていました。元気いっぱいの子や反対に体が弱くなかなか登園できない子など様々な子どもを見てきました。そういった経験から、人が健康であり続ける事、生活の基盤を支えることに必要な事は医療ではないかと考えるようになりました。医療関係の職種の中から、常に様々な側面から患者を支えている看護師という仕事に魅力を感じ目指そうと考えました。
国家試験の合格率が高く、専門実践教育訓練給付金制度の指定校であることがおだ看を選んだ理由です。おだ看で学ぶことで、最短の3年間で看護師になり、少しでも早く経済的に自立することにつながります。給付金制度を用いて学費の負担を軽くすることで、日々勉学に熱心に取り組むことができると実感しています。
おだ看は、1つの学年が1つのチームであるかのように様々なことに取り組む姿勢があると感じています。私の学年は、男性が10名在籍しています。入学当初は、クラスのほとんどが女性である環境になかなか慣れることができませんでした。
しかし講義のグループワークの中で意見を交わしたり、様々な地域から来ている人と話が盛り上がったりする中で自然と交流を深めることができました。今ではテスト勉強や実習を支えあいながら学びを深めることができています。
また私は社会人経験者という立場から、現役生に「何か教えることが多いのだろうか」「常に先頭に立って引っ張っていくのだろうか」とぼんやり考えていました。しかし実際教えてもらう事の方が多く、皆目的意識を強く持っているため、私自身気負いすぎることはなく学生生活を送っています。看護はチームで行うため、色々な意見を持っている人の考えを理解する姿勢や根拠をもとにした自分自身の意見を持つことが、大事なことだということも入学をしてから学ぶことのできた私の力の1つです。
2年生 S・Sさん
私はシングルマザーとして、6歳の娘を育てながら看護学生をしています。この挑戦を可能にしているのは、2つの重要な制度のおかげです。
1つ目の制度は、病院奨学金制度です。小田原医師会の病院から毎月6万円を3年間で総額216万円を借りています。この奨学金は、私が卒業後にその病院で働くことで、借入金額が免除される仕組みです。病院によって条件は異なりますが、私にとっては将来の就職先を確保するためにも有利な選択でした。
2つ目の制度は、雇用保険から支給される専門実践教育訓練給付金と支援給付金です。年間で最大40万円の給付金があり、これを学費に充てています。さらに、支援給付金は2か月に1度支給され、生活費に役立てています。(ハローワークで相談することが必要です) これらの制度を活用することで、看護学校での学びと子育てを両立させることができました。ぜひ制度について詳しく知り、ハローワークに相談に行ってほしいです。
学生として、子育てと勉強の両立は、家族や学校のサポートが大きな支えとなりました。実家に住んでおり、母と妹が協力してくれることが、私の学びを支えています。特に子供の送り迎えや試験勉強の際、家族の理解と協力が不可欠でした。実習が始まると早朝に家を出る必要があるため、家族の手助けは尚更重要です。その支えがあったからこそ、私はこれまで学業を続けることができました。
また、学校の先生方も私の状況を理解し、優しくサポートしてくれました。いつも声をかけてくださり、子供の事故などの急なトラブルにも対応してくれました。前職で子供のために退職を余儀なくされた経験から、こうした理解とサポートは決して当たり前ではないことを痛感しています。
一人親として学業に挑戦したい方へ、家族や学校、友人の存在がどれほど大きな力になるかを伝えたいです。ぜひ、一人で抱え込まず支援を願いでてほしいです。同じ一人親として応援しています。
1年生 M・Eさん
自宅から学校へは電車で1時間半ほどかかります。朝早く起きたり、前日に夕飯の準備をしたりして、帰ってからはあまり家事をしなくていいようにしています。そして、課題が出たらすぐ取り組むようにして自分の中でメリハリをつけています。電車の中ではテスト勉強をしたり、読書をしたり、時間を上手く使っています。先生方や家族のサポートもあり、子育てと勉強の両立は大変なこともありますが、とても充実した毎日を送っています。
私が看護師を目指したきっかけは、子供の頃に祖母が入院した時の担当の看護師さんとの出会いです。私たち家族にも優しくしてくれて、心強かったからです。私も看護師さんのように人を支えられるような人になりたいと思っていましたが、別の道に進みました。
その後、結婚して子供も生まれました。子育ても一段落し、病院の事務で働き始めました。その時に看護師さんの働く姿を間近で見て、私もやっぱり看護師を目指したいと思いおだわら看護専門学校に進学しました。大変なこともありますが一緒に同じ夢に向かって頑張っていける仲間ができました。夢に向かって踏み出すのは勇気がいりますが、是非勇気を出して欲しいです。
1年生 T・Mさん
前職は福祉系の職についていました。長く働く中で、「人を助ける」には今の自分の力では、足りないことがたくさんあると実感した出来事がありました。その出来事を通して、「もっと人の役に立てるように知識をつけたい」「自分も医療面でも人を助けられるようになりたい」と考え、看護師を目指そうと考えました。
おだわら看護専門学校を選んだ理由は、自宅から近く、その分学業に専念できると感じたからです。また、オープンキャンパスで、在校生とオープンキャンパス参加者の座談会に参加しました。先生と学生との距離が近く、先生が親身になって話しをしていたことが印象に残っていて、雰囲気がよく「ここで勉強したい」と感じおだわら看護専門学校に決めました。
入学までの受験勉強の方法・対策は、学業から長く離れていた為、1年ぐらい前から準備を始めました。書店で参考書や問題集を購入し、仕事の休憩の合間や休日の時間を使い、勉強を行っていました。問題を何度も繰り返し解き、わからないところや理解ができないところは、人に教えてもらったり、YouTubeで検索し理解するまで何度も動画を見て勉強しました。面接の対策では、面接の状況になれるために繰り返し練習を行いました。質問に対して文章を作り、職場の方や家族に相手になってもらい、練習を行いました。