神奈川県看護師等養成機関連絡協議会主催の西部支部の看護師養成校8校の学生739名が集まり、「看護学生のつどい」が小田原市民会館で開催されました。
今年の講演は、パラカヌー日本代表、筑波大学3年生の瀬立(せりゅう)モニカ選手でした。
 テーマは「生きる 二十歳の私~2020年東京パラリンピックに向かって」です。瀬立モニカ選手は、高校1年の体育の授業中に負傷し体幹障害となり車いすの生活になりましたが、パラカヌーと出会いリオデジャネイロのパラリンピックに出場を果たしました。モニカさんは、背負った障害の重さに一時期はふさぎ込んでいましたが、「健康は、人々の生活の資源であって生きることの目的ではない(WHO健康の定義)」という言葉に出逢い、それからの自分の糧になったこと等を話してくださいました。
  講演を聴いた学生たちは、突然の事故で身体が不自由になってしまっても、目標をもって前向きに今を生きているモニカさんから頑張っていく力をいただいたようです。負傷して、入院生活を送っていたモニカさんが、お母様に「あなたは笑っていなさい。笑顔は副作用のないクスリ」と言われたことが、多くの学生たちの心を揺さぶったようでした。
 昭和の時代から50年あまり続いたこの「看護学生のつどい」も、今年度がファイナルとなりました。本校が最後の当番校でしたが、瀬立モニカ選手の貴重な講演で締めくくることができて、記念すべき日となりました。